春の木の花の色
3月も終わりに近づき、木の花・草の花が数多く咲くようになってきました。花粉症で鼻をぐずぐずさせながらも、楽しい気分になってきます。ところで、春早く山に咲く木の花は、黄色のものが多いことが気になっていました。コブシの白など、違う色ももちろんあるのですが、マンサク・ダンコウバイ・キブシ・サンシュユ・トサミズキ・ヒュウガミズキ、ミツマタなど、山では黄色の花が最初に目に付きます。草花では、スミレの紫、カタクリ・ホトケノザ・ヒメオドリコソウの赤紫、シュンランの黄緑、オオイヌノフグリの青、キジムシロ・ナノハナの黄色などそれこそ色とりどりなのですが、木の花は黄色が多いように感じます。
1000mを越えるような山では、高いところはまだ冬の様相ですが、ふもとから徐々に春が登っていきます。4月中旬になるとツツジが咲き始めるでしょう。群馬の山には、アカヤシオ・トクゴクミツバツツジ・シロヤシオ・ヤマツツジ・ムラサキヤシオなど多くのツツジがあるようです。楽しみです。
キブシ(2007年4月1日、神奈川県・鐘ヶ岳) まるでかんざしのような木の花です。
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