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2009年3月25日 (水)

春の木の花の色

 3月も終わりに近づき、木の花・草の花が数多く咲くようになってきました。花粉症で鼻をぐずぐずさせながらも、楽しい気分になってきます。ところで、春早く山に咲く木の花は、黄色のものが多いことが気になっていました。コブシの白など、違う色ももちろんあるのですが、マンサク・ダンコウバイ・キブシ・サンシュユ・トサミズキ・ヒュウガミズキ、ミツマタなど、山では黄色の花が最初に目に付きます。草花では、スミレの紫、カタクリ・ホトケノザ・ヒメオドリコソウの赤紫、シュンランの黄緑、オオイヌノフグリの青、キジムシロ・ナノハナの黄色などそれこそ色とりどりなのですが、木の花は黄色が多いように感じます。

1000mを越えるような山では、高いところはまだ冬の様相ですが、ふもとから徐々に春が登っていきます。4月中旬になるとツツジが咲き始めるでしょう。群馬の山には、アカヤシオ・トクゴクミツバツツジ・シロヤシオ・ヤマツツジ・ムラサキヤシオなど多くのツツジがあるようです。楽しみです。

キブシ(2007年4月1日、神奈川県・鐘ヶ岳) まるでかんざしのような木の花です。

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2009年3月19日 (木)

離れ離れのフィリピン人一家のこと

 日本に不法入国し13年間住んで、娘さんは13歳になり日本語しか話せないようなフィリピン人一家が国外退去を求められています。13年間日本で幸せに暮らし、日本の社会に溶け込んでいた一家が、杓子定規な法の壁に親子離れ離れになろうとしています。法は法でしょうが、もっと法に暖かい血を通わせることはできないのでしょうか。法律家ができないのならば、政治家がやればいいではないですか。それを、法務大臣は誠意のないコメントを出しただけで、両親を日本から追放しようとしています。13歳の子供だけ日本に残れるようにしたことで、法務大臣は満足なのでしょうか。

 日本人はいつからこんな人情の薄い人種になってしまったのでしょう。法治国家だから法は法ということはよくわかります。しかし、その法も人が作って人に適用されるものであれば、もう少し人の心を汲み取った法の運用があってしかるべきでしょう。「窮鳥懐に入れば・・・・」の心や義理人情に厚い心、「ALL WAYS三丁目の夕日」に涙した優しい心を取り戻すことはできないのでしょうか。こんな薄情な日本人のことを世界の人々が見ていることも心しなければなりませんね。

マンサク(2007年3月21日、鎌倉・大船植物園) 春になるとまず咲くというマンサクの花。これは植物園で写したものですが、だいぶ前に行った越後の守門岳によく咲いていたことを思い出します。

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2009年3月13日 (金)

過去のことへの批判の難しさ

 伊吹元財務相が自分の派閥集会で、小泉元首相を非難する議員に対し「元首相のことを悪く言って、自分だけいい子になろうとしている」とたしなめたそうです。元首相を悪く言う人は、「私はもともと郵政民営化に反対だった」や「構造改革など強引過ぎた」とか、当時の流れを忘れたように言っています。伊吹さんはそれを「全否定は人間の摂理からしていただけない」と言ったとか。当時は、元首相に同調した人がほとんどだったでしょう、心の中では違ってもです。

 私が嫌いなことに、今の知恵・知識で昔を振り返って批判することがあります。当時の状況を考えての反省をこめた批判ならいいのですが、それを考えずに、例えば私の専門の土壌汚染調査でも「このような手法で調査したことは間違いだ」とかの意見はよく聞きます。でも、当時はそれが最良だったかもしれないではないですか。太平洋戦争終戦後、多くの政治家たちが「私はあの戦争に反対した」と言い出しました。しかし、戦争前や戦争中にそれを声に出した人はほとんどいなかったでしょう。広田弘毅のように何の言い訳もせず絞首刑に処せられた人は本当に潔い正直な人だったと思います。

ヒメオドリコソウ(2008年3月16日、神奈川県山北町) 春早い時期に咲く小さな花で、道端に無造作に咲いています。

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2009年3月 4日 (水)

土壌汚染対策法改正案(1)

 3月2日に環境省から土壌汚染対策法の改正案が発表されました。大きくは①一定規模以上の土地開発での調査、②指定区域を2段階に区分、③自主調査における措置実施区域の申請、④掘削除去の抑制、⑤指定調査機関の登録更新、などです。条文が大幅に増え、42条が69条にも増加しています。商売がら、これからじっくりと読むことになるでしょう。最初に疑問に思ったものを書き出しますと、①に係ることになります。現行法では調査の機会は、3条の特定施設の廃止時と4条の汚染のおそれのある土地の知事命令によるものの二つでしたが、改正案ではこれに一定規模以上の土地改変時が加わります。条文はひとつずれて、これが4条となり、現行法の4条が5条となります。

 要約しますと、「一定規模以上の土地改変は都道府県知事に届け出る。都道府県知事は特定有害物質に汚染されているおそれがあると認めるときは調査命令を下すことができる」というものです。条文を読む限りでは、おそれの把握は都道府県が行うように読めます。こんなことは可能ですかね。パブリックコメントの中にも同じような疑問が呈されていて、その回答は「法制化の過程で明確化する」としていました。しかし、少なくとも条文の中では明確化されてはいませんね。都道府県の担当者は大弱りではないでしょうか。施行規則や通達で回答が出されるかもしれませんが、今のままでは明確な解釈は難しいようです。これから何回かに分けて改正案の疑問点を抽出することにします。

榛名梅林(2009年2月28日) 宣伝文句では東日本一の梅林とのことです。3分咲きというところでした。

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