土壌汚染対策基金
2003年に土壌汚染対策法が施行されてから、資力のない土地所有者が浄化などを行うことを助成するために、土壌汚染対策基金が設立され、汚染調査や対策を行う企業が受注金額に応じて基金へ出えんすることになりました。調査では受注金額の0.3%、対策では0.1%の出えん金となります。ところが、実際に土壌汚染対策に対して助成金が交付されたのは、2007年12月に埼玉県さいたま市で1件5000万円があるだけです。当初、基金は1年間で10億円程度積み立てるつもりのようでしたが、思うようには集まっていないようです。現在基金がいくらあるかは知りませんが、それでも相当な金額にのぼることは間違いないでしょう。
先日、基金を扱っている協会から「出えん金の変更」と題して通知がありました。その内容は「本基金の当面の使用見込みが低いことから・・・・・民間出えん金の減額を行う」というものです。今までは企業が出えん金を損金扱いにできていたものを、使う見込みのない基金への出えん金は損金処理はできないということで、法人税分の30%を差し引いて、調査は0.2%、対策は0.07%にするということです。
なんとも不思議な理屈です。使用されない基金へなぜ出えんしなければならないのでしょうか。なぜ、当面の間中止するとできないのでしょうか。また、助成のハードルが高くて基金が使われないのなら、ハードルを低くすることができないのでしょうか。今まで正直に基金へ出えんした企業は、なんのために大切なお金を出してきたのでしょうか。バカにするにもほどがあると言いたいです。
有珠山の噴火(1977年10月) 先回に引き続きもう一枚、洞爺湖周辺の写真です。サミットの会場となったウィンザーホテルとほぼ同じところから見た1977年の有珠山噴火(2ヶ月後)の風景です。


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