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2008年7月26日 (土)

コマクサ

 高崎に転居して初めて山に行きました。浅間山の西側にとても高山植物が豊富な2000~2400mの古い火山群があります。その山々のなかで、久しぶりに篭ノ登山に登りました。7月19日からは、自家用車は進入禁止で、途中からシャトルバスになります。シャトルバスの乗り場で管理のおじさんから西篭ノ登山にコマクサがあると聞きました。近くの三方ヶ峰にはコマクサが2箇所金網に囲まれて保護されていますが、まさか西篭ノ登にあるとは思いませんでした。東篭ノ登の山頂から、30分ほどで西篭ノ登に着きます。頂上を越えて西側に少し下ったガレ場に、確かにありました。それも群生して・・・。コマクサではあったのですが、それは我々が西洋コマクサと呼んでいるもので、日本の高山に自生しているものとは異なります。色が濃くて、密に花がつきます。少し大きいようです。誰かが植えたものでしょう。

 かつて草津白根山にはコマクサが群生していましたが、盗掘で全滅し、今は西洋コマクサが植えられています。それはそれで仕方のないことかもしれませんが、自生してもいなかったところに植えるのはいかがなものでしょうか。まさかセイダカアワダチソウやセイヨウタンポポのように他の植物を駆逐する心配はないでしょうが、やはり釈然としないものがあります。自分の庭や植物園であればいいでしょうが、貴重な植物が残る高山に、まったく関係がない植物を植えるのは避けるべきだと思います。

西洋コマクサ(2008年7月20日、長野県・西篭ノ登山) 植えられたコマクサには罪はないのですが、なぜか周囲とは調和してないように感じます。

080720

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コメント

草津白根山(本白根山)のコマクサは、西洋コマクサではありません。詳しくは(こまくさの詩)という本が出版されていますのでご覧ください。

投稿: 後藤 泰彦 | 2010年7月 3日 (土) 17時01分

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