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2008年4月 9日 (水)

メタンハイドレート

 メタンハイドレートを、わが国の技術で地中から連続採取することに成功したというニュースが伝わりました。資源小国のわが国で、100年分の天然ガス資源に相当するというメタンハイドレート。実用化すれば、少なくとも当分は天然ガスを輸入しなくても済むことになります。

 メタンハイドレートは、0℃で30気圧以上のような条件で水とメタンが結合したものです。「燃える氷」とも呼ばれていますす。理論上では、水1リットルに216リットルのメタンが含まれます。古くは、天然ガスのパイプラインの中で生成されていたものが発見され、その成因を調べて存在が知られるようになりました。極地や300m以上の深い海の底(つまり30気圧以上)で発見が続いています。わが国の周囲では、四国沖の南海トラフで多量のメタンハイドレートが見つかりした。メタンハイドレートは存在形態が固体で、利用するためには気体に戻さなければならず、海底の場合、どのように採取するかが問題でした。また不用意に海底で気体とし、漏洩した場合、大量のメタンが海や大気に放出されることにもなります。過去の地球温暖化の原因はメタンハイドレートの気化ではないかと言う人もいるくらいです。

 ともあれ、なんでも輸入に頼るわが国にとって、大変うれしいニュースであることに間違いないでしょう。(一言、政治の貧困に腹が立つやらあきれるやらのときに、こんなうれしいニュースがあるとは・・・)

キランソウ(2007年4月7日、神奈川県大野山) 地面にへばりついて存在をアピールしている春の花です。

070407

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