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2008年3月31日 (月)

アーサー・C・クラークのこと

 先日90歳でなくなったアーサー・C・クラークについて、いろいろな新聞が取り上げています。私が彼のSFを呼んだのは、たしか「幼年期の終わり」でしょう。高校生の頃からSFを読み始め、クラークやアシモフを夢中で読んだものです。日本の作家では小松左京や光瀬龍が好きでした。とくに光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」が好きでした。筒井康隆の「馬の首風雲録」や「七瀬ふたたび」もよかったですね。

 クラークがわが国で脚光を浴びたのはもちろん「2001年宇宙への旅」でしょう。あの映画の中ではスペースシャトルが登場していました。もちろん宇宙ステーションも。続編で20年後に「2010年」も作られ、映画としてはこちらのほうが面白かったですね。「2010年」の最後でHALがチャンドラー博士に「私も夢を見ますか?」とたずねるところは今でも涙が出てきます。「2001年」も面白かったのですが、謎が多すぎました。でも、HALはIBMの一歩先を行くという意味で名づけられた(HはIの一つ前)とか、スペースシャトルを運行しているのがパンアメリカン航空(もちろん今はありません)であるとか、いろいろと話題となりました。1968年の映画ですが、今見ても古さをまったく感じません。「2010年」では「2001年」の謎の多くが明らかになりました。また、木星が爆発するというアイデアも斬新でした。小松左京もほぼ同時期に同じアイデアの「さよならジュピター(三浦友和主演で映画化されましたが、映画としてはいまいち)」を発表しています。2010年のあと、「2061年」と「3001年(これはだいぶ後になります)」が書かれています。「3001年」は「2001年」でHALに殺された人が発見されて蘇生するという話です。興味のある方はお読み下さい。

フデリンドウ(2007年4月1日、神奈川県鐘ヶ岳) リンドウの中では最も早く咲き始める花です。

070401

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