ブログのお休み

 先週にも書いたことですが、入院することになりました。入院は12月1日です。翌日から放射線と薬剤での治療が始まります。入院は1週間の予定ですが、退院してからも5週間は毎日通院しての治療が続きます。ですから2か月近くは出勤することもできません。ブログの更新もやりにくくなります。そこで少なくとも6週間はブログを休むことにしました。

 今のところ食欲もあり至って元気なのですが、治療が始まるとダメージを受けますので体調を維持できるとは思えません。どの程度体力・気力・思考力が落ち込むかわかりませんが、ブログの更新もおっくうになるでしょう。気分が良ければ不定期で更新するつもりですが、あまり期待しないでください。しばらく山に行けないでしょうし、載せる写真も撮れません。またいつかお目にかかれるよう頑張ります。

ガマズミの実(2024年11月19日 上信国境・矢ヶ崎山) 矢ヶ崎山は旧国道18号の碓氷峠から標高差わずか200mほどの山(標高1184m)で、1時間ほどの登れます。秋は峠までの山道の紅葉が見事で、秋には紅葉を見ながらのドライブになります。山に登ると360度の展望で、北アルプス・八ヶ岳などが望めます。

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2024年11月18日 (月)

年賀状

 11月に入ると年賀状が発売されました。枚数は去年よりも2割少ないそうです。メールやSNSの普及により、昔に比べれば年賀状は激減しています。10月に85円に値上げしたことも響いているのでしょう。私は20年前は200枚ほどの年賀状を出していますが、今年は60枚ほどでした。仕事だけの付き合いの人、もう顔も思い出せない人、それほど親しくなかった友人などを徐々に省いてきた結果です。

 その年賀状も来年でおしまいにするつもりです。今年の年賀状で私自身のことを極めて健康と書いていたのですが、夏に胆のう炎を患い、秋に胆のう摘出手術を受けました。さらにその手術のための検査で食道に異常が見つかり、12月にはまた入院して、手術はしませんが治療に入ります。そんな状態ですから「正月は冥土の旅の一里塚」という言葉が身に染みるようになり、ある程度身辺の整理を心掛けるようにしました。そんなことで年賀状は来年分でやめることにしました。もっともごく少数の人には寒中見舞いを差し上げるつもりです。

妙義山紅葉(2024年11月12日) 妙義山は凝灰角礫岩からなる山で、雨風の浸食に弱い軟らかい部分と強い硬い部分があり、硬いところが残されて切り立った岩峰になり奇景勝として有名です。妙義山の西の端には、岩が削られて門のようになった石門群があり、紅葉も見事です。

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2024年11月11日 (月)

本トラ

 先週アメリカ大統領選挙で前大統領のトランプが民主党のハリス副大統領を大差で破り、次期大統領に決定しました。「もしもトランプが・・・」は「本当にトランプ・・・」になったわけです。これも民意といえるでしょうね。アメリカ大統領選は事実上民主・共和両党の予備選挙から始まり、1年近くかかります。共和党の予備選挙ではトランプが圧勝で、現職大統領のバイデンが出る予定だった民主党は予備選がありません。しかしバイデンは7月に出馬を断念しました。

 代わって出馬したのが副大統領のハリスで、予備選を経ずに十分な準備もなく大統領選に臨みました。政策を厳密に吟味することなく、バイデンの方針を踏襲するしかなかったのでしょう。トランプとの討論会では精彩を欠いていました。オバマや有名俳優の応援にもかかわらず大差で負けたのです。準備・覚悟なしでいきなりひのき舞台に上げられたのですから、十分に戦うことができなかったのでしょう。ところで、我が国ではアメリカのように何か月も首相選挙の日程があるわけではなく、ほんの数週間の自民党内の選挙で首相が決まってしまいます。アメリカと日本、どちらが良いのでしょうか。

河鹿橋(2024年11月7日 伊香保温泉)河鹿橋は榛名山の伊香保温泉にある紅葉の名所ですが、写真を撮った日はまだ少し早かったようです。それでもモミジがけっこう色づいていました。

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2024年11月 5日 (火)

キノコ

 私が札幌に住んでいたころ、秋になるとたまにキノコ採りに出かけました。良く採ったのは北海道の呼び名でラクヨウキノコ(ハナイグチ・ヌメリイグチ)・ヤナギタケ(ヌメリスギタケモドキ)・ボリボリ(ナラタケ)などでした。東京に転勤してからはしばらくキノコにはご無沙汰していたのですが、再び山に登り始めて丹沢で出会ったキノコ採りの人に何本かいただき名前を教えられて、そのすぐ後で自分でも見つけてチャナメツムタケを採ったときに目覚めてしまいました。以来秋になると、群馬に越してからも山に登るときには私はホイト(乞食)目になってしまいます。

 家の裏の八百屋の主人はマツタケ採りの名人です。9月下旬から11月上旬には店が休みの時はおろか、時には臨時休業してマツタケ採りに出かけます。たいていは5~10本のマツタケを取ってきます。高いものでは1本1万円もしますから、1日の八百屋の売り上げよりも良い稼ぎでしょう。時には食用になるショウゲンジ・チチタケ・ナラタケなどの雑キノコも採ってきておすそ分けしてくれます。まあ、マツタケはめったにくれませんが・・・。キノコが多く採れた時は保存食にして、ウドンやナベに入れて食べてます。まさに山の幸です。

カラマツ黄葉と浅間山(2024年10月31日 小浅間山から) この日は下山時にアミタケを3本見つけました。家に帰ってから夕食はオッキリコミ(群馬の郷土食で甲斐のホウトウのようなもの)にして、食べました。おいしかったです。

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2024年10月28日 (月)

選挙結果

 昨日(10月27日)衆議院議員選挙の投票が行われ、即日開票されました。その結果、自民・公明の与党は過半数(233)を割り込み、自民191、公明24の計215人に留まりました。投票率があまり良く無かった割には与党に厳しい結果となりました。政権の維持はかなり難しいでしょう。自民党は身から出た錆です。公明党では「もらい事故」などという人がいるそうですが、裏金自民党を支え、裏金議員に推薦を出していたのですから共犯であり、「もらい事故」では断じてありません。ここに至っても両党は心の底から反省していないのですね。

 私の住む群馬県は昔から保守王国といわれ、自民党が議席をほぼ独占してきました。今回も5選挙区すべてで自民党が議席を得ています。それでも群馬3区は自民候補と立憲候補の得票数の差がわずか214票で、危うく議席を失いかけました。その他の4選挙区は自民党が圧勝といっても良いでしょう。これだけ裏金問題で自民党が追い詰められたように見えても、群馬県民はよほど寛容なのか鈍感なのですね。私はかなり前に所得税の申告で、税務署の間違いで100円の追加徴収をされたことがありました。私たちはわずか100円の税も見逃されず徴収されるのですが、自民の裏金議員は何百万何千万円のお金でも平気でごまかしているのです。怒れ、群馬県民!

カヤタケ(2024年10月22日 上信国境・荒船山)荒船山には毎年アカモミタケを採りに登ります。今年はアカモミタケはそこそこでしたが、初めてカヤタケを採りました。おいしいキノコですが、後でよく調べたら今は毒キノコ扱いされているようです。それでもほかのキノコと一緒に保存食に仕上げました。ウドンに入れて食べるつもりです。

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2024年10月21日 (月)

7円の歌

 10月から郵便料金が上がりました。はがきは63円から85円に、封書は84円から110円です。はがきは一気に1.3倍になりました。もう50年以上昔のことですが、ラジオのある番組に「7円の歌」というコーナーがありました。確か永六輔さんでしたでしょうか、違っていたらごめんなさい。はがきで届いた話題を紹介するコーナーでした。そのコーナーはいつの間にか「10円の歌」に代わりましたが・・・。7円の前の私が子供のころのはがきは5円でした。5円で全国に配達されていたのですね。大学に入る頃には7円になっていました。

 大学を卒業した私の初任給は3万円ほどでした。今は大卒の初任給は25万円はするでしょう。私の10倍近い金額です。当時の日本は急成長の真っただ中でしたから、私を含めて多くの卒業生は就職に困ることはありませんでした。ですから派遣社員やフリーターなどもほとんどいませんでした。その時代から半世紀がたち、世の中大きく変わってしまいました。物は豊かになったのですが、心も豊かになったのでしょうか。

リュウノウギク(2024年10月11日 上信国境・物見山)物見山へと登る途中に、物見岩という小さなピークがあります。小規模な岩峰で、上に立つと遮るものがない360度の展望が得られ、私のお気に入りです。この岩峰の裾にリュウノウギクが咲いていました。

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2024年10月15日 (火)

自衛権

 今日は少し難しい話になります。イスラエルは昨年10月にガザのテロ組織ハマスに侵攻され、1200人が殺され、200人以上が誘拐されました。イスラエルはその報復としてガザ地区に侵攻し、この1年間で民間人を含め4万人以上を殺しています。そのことをイスラエルのネタニヤフ首相は「自衛権の行使」としています。つまり自衛のために、子供を含む4万人のガザの人々を殺しているというのです。先日の新聞にはイスラエルの爆撃によって足を失った子供の写真が載っていました。イスラエルは殺傷能力を高めるため金属片入りの1t近い爆弾を、病院や避難施設に多数投下しています。

 そこで考えてしまいました。自衛権てなんだろう。ブン殴られたら殴り返すのは自衛でしょうが、殴られそうになったら殴るのも自衛なのでしょうか。1人殺されたら100人殺すのも自衛でしょうか。日本の自衛隊は他国から侵略されたとき自衛のために戦う組織で、自衛に必要な最小限の武力を有することが許された組織です。しかし今ではどんどんエスカレートして、攻撃されそうになったら相手の基地をたたくためのミサイルを保有しようとしていて、さらには航空母艦まで持とうとしています。石破が言うアジア版NATOや核共有まで自衛に含まれるのか、きちんと線引きを考えなければならないでしょう。

ヤクシソウ(2024年10月11日 上信国境・物見山) 花が乏しくなる山でも、キク科の花は気を吐いています。ヤクシソウやリュウノウギク・ヨメナなどが咲いていました。

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2024年10月 7日 (月)

所詮は自民党

 今までで最多の9人が争った自民党総裁選を制したのは石破茂でした。予備選では高市に負けたものの2位につけ、決選投票で小泉らを味方につけて逆転しました。今後何年間かは総理大臣として日本のかじを取るのでしょう。石破は今まで自民党内では非主流の異端でしたが、地方では人気がありました。今回の総裁選では国会議員の票も相当数取り込んだようです。総裁選では「裏金議員の公認問題」・「自衛隊の憲法明記」・「夫婦別姓」・「日米地位協定」・「拉致問題」などを取り上げていましたが、首相としての所信表明では多くを述べませんでした。

 自民党内の保守派に配慮したのでしょうが、今までの石破色が褪せていることは確かでしょう。裏金問題はようやく悪質だった6人を公認しないことにし、その他の裏金議員は公認しても比例復活は認めないとしました。そもそも選挙区で落ちた人間が比例で復活すること自体がおかしなことなのですが、その選挙制度はそのままなのですね。所詮は石破も自民党です。過度な期待などできるはずがありません。

カラマツベニハナイグチ(2024年9月5日 小浅間山) カラマツの林に多く生えるキノコです。イグチの仲間は食べられるものが多く、ヌメリイグチやはハナイグチは多くの人が好んで採取します。このカラマツベニハナイグチは食用には適しておらず苦いそうです。私も食べたことはありません。

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2024年9月30日 (月)

果物大不作

 今年は春先から果物を含めて畑の作物に異常が認められました。最初はウメです。我が家にはウメの木が3本あり、毎年数kgの青梅が採れ、以前は梅酒、近年は梅ジュースを作ってきました。そのあとのウメは梅ジャムにしました。ところが今年は花は咲いても実がほとんどつきませんでした。高崎の有名な梅林でも6割減というテレビニュースが流れていました。この不作の原因は不明ということです。

 6月ごろには、なぜかモモが豊作で例年の5割増し位採れましたが、それ以後になるとリンゴはゼロ、プルーン・プラムはほんのわずか、サクランボはゼロ、ビワは1/3、イチジクは2割程度でした。平年並みといえたのはナシくらいです。今実りの秋となりましたがブドウは全滅のようです。カキは5割、クリ・ミカン・キンカンはそこそこ実をつけています。来年からはある程度選別して育てないといけないでしょうね。

クロマメノキの実(2024年9月5日 小浅間山) 山にも不作の波が押し寄せているのでしょうかね。近郊の山ではクロマメノキやガンコウランの実が少ない気がします。浅間周辺ではクロマメノキはアサマブドウとも呼ばれ、身近な山の恵みになっています。

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2024年9月24日 (火)

胆石

 先週、胆嚢炎の手術を受けたことを書きました。腹腔鏡手術で、手術して3日後には退院という早業でしたが、今もへそのところの傷は少し痛みます。ズボンをはくとちょうどベルトの位置になりますので、ベルトをきつく締められずユルユルにしてはいています。そんな服装で今日は2週間ぶりに出社しました。会社に出て久しぶりにコーヒーを飲みました。だんだん食事の制限を緩めることにしています。

 胆嚢炎の原因となった胆石ですが、手術前は径8mmと言われていたのですが、実際には6mmでした。下の写真のように黒い丸い石です。昔の胆石はカルシウム質のものが多かったそうですが、今では食生活が変化したためコレステロールでできた石が多いそうです。私のものもそうでした。憎たらしい石ですが、小さな容器に入れてとっておきます。

胆石(2024年9月16日)9月12日の手術で取り出したものです。こんな小さなものでも七転八倒の痛みを引き起こすのですね。

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