基地を思う

 昨日5月15日は、沖縄がアメリカの占領統治から日本に復帰して50年目の日でした。沖縄と東京で記念式典が行われ、オンラインで参加した天皇は「沖縄には今なお様々な課題が残されている」と述べていました。父親の上皇の思いを受け継いだ発言でしょう。その課題の最も大きなものは「基地」です。我が国のアメリカ軍基地の70%が沖縄に集中し、沖縄本島では面積の15%を占めているのです。どう考えてもいびつでしょう。例えば神奈川県の15%の土地がアメリカ軍の基地であったとしたらどうなるのでしょう。座間一つでも大騒ぎなのです。

 理想は日本からアメリカ軍の基地がなくなることです。実際、フィリピンではそれを実現しています。しかしそのすきをついて中国が南シナ海の支配を強めてきたため、再びアメリカ軍を頼らざるを得なくなってきてはいます。日本からアメリカ軍基地がなくなったら、覇権主義国家である中国が東シナ海での支配を広げることは間違いないでしょう。アメリカ軍基地をなくして、日本の防衛を確実なものにするには国防費を何倍も増強する以外ないのでしょうか。何を考えても堂々巡りのなってしまいます。

フデリンドウ(2022年5月10日 西上州・大屋山)フデリンドウは春に咲くリンドウです。ふつうは青紫色なのですが、写真の花はピンクがかっています。初めて見ました。

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2022年5月10日 (火)

プーチンの狂気

 5月9日は、第二次世界大戦時ソ連に侵略したドイツ軍をソ連が撃退した日で、ロシアでは大々的に祝っているそうです。今年は77年目に当たりますが、今回はドイツと同じようにロシアがウクライナ侵略しているため、ナチスドイツと同じ論理をもって侵略を正当化しているようです。ナチスドイツも侵略時にはドイツ系住民を守るという名目だったでしょう。プーチンがウクライナのナチスからロシア系住民の保護を口にして侵略を開始した時点で、プーチンは狂ったとしか思えません。

 ロシア出身のある人は、5月9日の戦勝記念日は「おじいさん、おばあさんがナチスと戦ってやっとのことで退けた日で、そのことに感謝する日であり、軍事パレードなど軍事力を誇るようなことはするものではありません」と語っていました。プーチンはその戦勝記念日までにウクライナを制圧する目論見だったのでしょうが、できませんでした。今後もウクライナを完全制圧することは不可能でしょうし、アフガニスタンの時と同じ目にあうのは目に見えていますね。一時も早くウクライナに平和が訪れることを祈ります。

アカヤシオ(2022年5月2日 御荷鉾山塊・稲含山) 西上州は岩山が多く、5月になると岩壁にへばりつくようにアカヤシオやヒカゲツツジが咲きます。稲含山も山頂近くの尾根には多くのアカヤシオがあり、大きなピンクのはなびらが輝いています。

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2022年5月 2日 (月)

夏野菜の季節

 ナス・キュウリなどの夏野菜を植える時期になりました。毎年5月初めに植えています。今年は明日近所の種苗店に行って苗を買ってきて、すぐ植えます。明日植えるのはナス・トマト・ピーマンの予定です。ナスは3苗、トマトとピーマンは2苗です。それで夏の間我が家で食べるのに十分な量が収穫できます。余ったら近所におすそ分けしたり、会社に持っていったりします。キュウリは少し遅く5月中旬に2苗植えます。オクラは5月中旬に種をまきます。スイカも忘れずに5月中に植え付けましょう。

 今現在収穫できるのは、コマツナとホウレンソウです。春先に種をまいたものです。同じ時期に種をまいたトウモロコシは10cm位に育っています。ニンジンも出てきました。もうすぐタマネギが収穫の時期を迎えます。5月下旬に茎が倒れ始めれば収穫です。タマネギの後にはサツマイモを植えます。サツマイモは肥料がいりません。タマネギの残りで十分なのです。ジャガイモは6月下旬には収穫できるでしょう。今年はメークインとダンシャクです。豆類はエンドウの花が咲いています。インゲンもそろそろ種をまきましょうか。野菜の世話と草取りで忙しくなってきました。

コイワザクラ(2022年4月22日 山急山)群馬ではミョウギイワザクラと呼んでいます。妙義山周辺の岩山に咲きます。丹沢や箱根に分布するコイワザクラの変種ともいわれています。葉が微妙に違いますが、面倒なので私はコイワザクラにしています。

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2022年4月25日 (月)

痛ましい海難事故

 4月23日(土)の午後、北海道知床半島のオホーツク海を遊覧する小型の観光船が沈没した可能性がありました。乗員2名と乗客24名の26名が行方不明となりました。翌24日には10名が発見されましたが、いずれも死亡が確認されています。オホーツク海は知られているように、1~3月は北風に乗って流氷が接岸します。4月になったとはいえ、知床の山々には雪が多くまだ冬です。海も海水温は5℃にもならず、冬の状態であることは北海道の人なら皆知っています。

 私は7月末にオホーツク海ではありませんが、利尻島で泳いだことがあります。その時は海水のあまりの冷たさに10分も入っていられなかった覚えがあります。私が札幌に住んでいた40年も前は、北海道には日本海側の比較的南と太平洋側の一部に海水浴場がありましたが、帯広・釧路の東部とオホーツク海側には海水浴場はありませんでした。今もあまり変わってはいないでしょう。23日は波浪注意報が出ていたと聞きます。注意報が出ている状態では、小さな遊覧船は運航を禁止することはできないのでしょうか。

エイザンスミレ(2022年4月20日 岩櫃山) 先週にアケボノスミレをのせ、好きなスミレはアケボノスミレとエイザンスミレと書きました。20日に戦国時代に真田氏の本拠があった岩櫃山に登り、大株のエイザンスミレを見つけました。これだけ大きな株は珍しいです。

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2022年4月18日 (月)

難民・避難民・準難民

 ロシアのウクライナ侵略が始まってもうすぐ2か月になります。プーチンの当初の思惑と違って、ウクライナを短期間に屈服させることはできなくなり、今後いつまで戦争が続くのかわからなくなりました。ウクライナから外国に逃れた避難民は500万人近くに達しています。日本でも少数ながら避難してきた人たちがいて、政府・自治体・民間などが支援活動を行っています。日本はこの人々を難民とは呼ばずに避難民として難民と区別しています。さらに、入管法を改正して準難民という摩訶不思議な区分を導入しようともしています。

 先週も書いたことですが、世界には多くの難民が存在し、総数は5000万人を超えるともいわれています。シリアやアフガニスタンなどの中近東、スーダンなどのアフリカ、ロヒンギャのミャンマーなどが明らかになっています。しかし今は、ロシア憎さのためなのか、いわゆる西欧・日本などはウクライナ一色でしたが、ここにきてマスコミもようやく重い腰を上げ、他の難民も取り上げ始めています。昨晩のNHKや今朝の毎日新聞がロヒンギャを報じています。青い目も黒い瞳も命の重さに変わりはないでしょう。日本政府なども他の難民をウクライナと同様に配慮してくれることを切に望みます。

アケボノスミレ(2022年4月12日 牛伏山)アケボノスミレはスミレの中では大きくて華やかな花です。春になると葉が展開する前に花が咲きます。エイザンスミレと並んで私が最も好きなスミレです。

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2022年4月11日 (月)

ウクライナのニュースに思う

 2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵略で、今日まで新聞の第1面とテレビのニュース番組トップはほぼウクライナのニュースです。他国が意のままにならないからといって主権国家へ軍事力を持って侵攻したり、一般市民や原子力発電所を標的にすることは言語道断で、その行為はひとかけらも擁護するべき点はありません。侵略される側から見れば、侵略者は「悪」そのものでしょう。ロシアが国として軍隊を持ってウクライナで行っていることは、どう逆立ちしても「善」とは言えないでしょう。

 そのことを十分承知したうえであえて言います。ロシアはかつてチェチェンやシリアでも同様の残虐行為を行っています。中国もウイグルの人たちに似たようなことをしているでしょう。20世紀後半にさかのぼっても、ルワンダ・ベトナム・ボスニアでロシア・中国以外の国々などによって残虐行為がなされていることは、歴史上明らかにされています。現在もアフリカや東南アジア・中東などで民族や宗教の違いから同様なことが行われているのです。そのことがウクライナとどこが違うのでしょうか。50日間も新聞1面のトップにのるほどの違いがあるのでしょうか。ウクライナはヨーロッパの一角で、ヨーロッパの人々にとっては極めて重要なことなのでしょうが、どうも私には人の命がヨーロッパとアフリカ・アジアでは重みが違うように思えてなりません。

満開の桜と稲含山(2022年4月5日 群馬県富岡市宮崎公園にて)偉そうなことを言いながら、春を感じに山に登っている私もある意味で加害者と同罪なのでしょうか。平和ボケの日本・・・。

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2022年4月 4日 (月)

国名と地名・人名

 ウクライナの首都の呼び名が、ウクライナ政府の要請によって「キエフ」から「キーウ」に変更されます。その他の土地名でも「オデッサ」が「オデーサ」に変わります。オデッサは映画「オデッサ・ファイル」有名です。考えてみれば我が国の「ニッポン」は英語圏では「ジャパン」ですし、ベルギーの「ブリュッセル」も英語圏では「ブラッセル」でしょう。ウクライナの「キエフ」はソ連邦時代の名残のロシア語読みの地名だそうですから、ロシアに侵略されている今では「キーウ」への変更は当然のことでしょう。

 地名や国の名前は原則として現地読みが望ましいのでしょうが、長い慣習からそうなっていない場合が多いですね。「グルジア」が「ジョージア」に正されたりしたのが新しい流れになったのでしょう。人の名前も現地読みが望ましいのでしょうが、中国人の習近平や毛沢東などは現地読みでマスコミに報じられることはありません。韓国や北朝鮮では漢字で書きますが、「キム・ジョンウン」のように現地読みになってます。でも、地名・人名がすべて現地読みになるのはまだまだ先のことでしょう。

カモシカ(2022年3月29日 榛名山) 群馬の山では、かなりの頻度でカモシカに出会います。丹沢に登っていたころは日本ジカによく出会いましたが、群馬では日本ジカにあうことはほとんどありません。人なれしているものが多く、かなり近寄らないと逃げません。

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2022年3月28日 (月)

畑の山菜

 我が家の裏の畑に、食べられる野草(いわゆる山菜)が芽を出し始めました。2月にはフキノトウ、3月になるとツクシ・ヨモギ・ヤブカンゾウが出てきます。ギボウシ(ウルイ)も芽が膨らんできました。コゴミ(クサソテツ)はまだ2週間ほど後でしょうか。4月中旬には木の芽のタラノメやコシアブラが、草ではモミジガサが出るでしょう。初夏にはミズ(ウワバミソウ)が食べられます。家の畑でこんなに多くの山菜を採ることができるなんて、都会の人には想像できないでしょうね。先週、久しぶりの出勤にはレジ袋いっぱいのカンゾウと、自家製のふき味噌を会社に持参しました。

 これらの山菜のうち、ヨモギ・コゴミ・カンゾウ・フキ・ツクシは裏の土地を購入する前から、畑であったところに生えていたものです。ギボウシは買って植えたたものが爆発的に増えました。コシアブラも幼木を買いました。タラノキやモミジガサは山から採ってきたものを植えました。タラノキはあっという間に増えて、適当に間引かないと畑中に広がってしまいそうです。変わったものでは、私が山わさびと呼んでいるものがあります。北海道では田んぼの畔などによく生えていて、根を掘ってワサビのようにすって食べました。ギョウジャニンニク(アイヌネギ)もあるのですが、年々細ってきて今では数株しかなくなってしまいました。

ショウジョウバカマ(2022年3月24日 庭で)だいぶ前に植木屋さんで買ったものを、掘って作った池のほとりに植えたものです。毎年この時期に見事に咲いてくれます。

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2022年3月22日 (火)

出社しました

 今日(3月22日)ほぼ2か月ぶりに出社しました。コロナ重点措置が全国すべてで解除されたからですが、東京は昨日3855人ときわめて多い状態です。第5波のピークの2倍以上でないでしょうか。群馬でも328人です。解除されたのは病床使用率がほぼ50%を下回るようになったからのようですが、入院しない代わりに老人施設や自宅で亡くなる人が第5波の数倍に及んでいるといいます。だから数字の裏にあるものを見逃すのは危険ですね。経済を回すための解除とみて間違いないでしょう。

 コロナウィルスは変異が激しく、今のコロナは第6波の初期のころよりもさらに感染力が強くなっています。コロナが世界で初めて見つかってから2年半になりますが、まだまだそう簡単には収まりそうにありません。第6波のピークは越えたようですが、感染者の減少速度は第5波の時の減少速度と比べると極端に遅くなっています。完全に収まらないうちに第7波が到来するのでないかとびくびくしています。東京では桜の開花が発表されましたが、ウクライナの戦禍はますますひどくなって、世界が本当の春を迎えることはできるのでしょうか。

オカメザクラ(2022年3月20日 庭で)オカメザクラはマメザクラとカンヒザクラの交配種で、桜の好きなイギリス人が作ったということです。ソメイヨシノよりも2週間ほど早く咲きます。マメザクラは富士山の周辺に多く、丹沢に登っていたころはよく見たものです。

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2022年3月15日 (火)

ウクライナを思う

 2月24日にロシアがウクライナへと侵略を開始し、20日がたちました。プーチンの思惑通りには侵略が進まず、2日でウクライナの首都キエフを占領するはずだったものが、ウクライナ軍と人々の激しい抵抗にあっています。ロシア国内ですら侵略戦争反対の声が多く、数万人が逮捕されたそうです。全世界では、侵略を支持する国は皆無でしょう。国連決議を棄権した中国・インドはロシアとの結びつきからあからさまに反対を唱えづらいのでしょうが、ここであいまいな態度をとり続ければ、世界の非難は中国・インドにも及びそうです。

 とくに中国はかつてウクライナと同じ目にあっているのです。1931年、奉天の北の柳条湖で日本の関東軍が満州鉄道を爆破し、中国のテロとして大規模な軍事侵略を始めました。後に満州国建国となり、いわゆる支那事変から太平洋戦争に至る道をたどることになりました。ロシアはクリミア半島やウクライナ西部でロシア系住民が迫害を受けているという理由でウクライナに覆面部隊を送り込み、謀略によってウクライナの一部を事実上占領したのです。まるで満州国を見るようです。中国は、このことよく思い出し真っ先にロシアに対し反対の意見をすべきです。中国は歴史に何を学んでいるのでしょうか。

河津桜(2022年3月9日 安中・石尊山麓)急に春を通り越して初夏のような陽気になり、我が家の梅が満開になりました。早咲きの桜も咲き始めましたが、ウクライナは雪の中逃げ惑う人々のニュースがテレビに映し出されています。ウクライナの人々にも早く春が来ることを祈ります。

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