遠い空のむこうに

 9月12日の日曜日昼に、BSテレ東で「遠い空のむこうに」という映画を放映しました。この映画はNASAの技術者の子供の頃のお話で、ソ連の人工衛星スプートニクに刺激を受けて、高校生4人がロケットを打ち上げるというお話です。いろいろの人に助けてもらい、ロケットの形状・ノズル・燃料・打ち上げ方法などを工夫し、とうとうまっすぐに高いところまで打ち上げることに成功し、全国の技術コンクールに優勝するまでを描いています。父親は貧しい炭鉱労働者で、最初は反対していたのですが、最後には協力するようになります。実話に基づいているということでした。

 打ち上げに失敗したとして山火事を起こして警察に逮捕されるところがありますが、軌道計算から山火事の方向がロケットの軌道と違うことを計算で立証し、最後には無実がわかります。実は私も大きな声では言えないのですが、小学生のころロケットもどきを自作し、警察に注意されたことがありました。子供の火遊びとみられたのでしょうね。鉛筆の金属製のキャップにセルロイドを細かく切って詰め、竹ひごに括り付けて地面に立て、ろうそくで火をつけると勢いよくガスを噴き出して飛んでいくのです。こうもり傘の柄に、花火を詰め込んで鉄砲代わりにして遊んだようなこともありました。映画を見て悪ガキの頃を思い出しました。

エゾリンドウ(2021年9月13日 破風岳) 破風岳は草津白根山の南にあり、四阿山から谷川岳までの群馬県境トレイルの途中に位置しています。標高は1999mとそれほど高くはないのですが、登山口となる毛無峠付近はハイマツが生えて高山植物が多いところです。この辺りはエゾリンドウが多く、秋には登山者の目を楽しませます。

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2021年9月 6日 (月)

菅退陣

 菅首相が、今月中に予定されている自民党総裁選挙に立候補しないことを3日表明しました。その前の日には出馬することを二階に言っていたのですから、まさに豹変です。何が彼の心を変えたのかは私にはわかりませんが、一つだけ言えることは「万策尽きた」ということでしょう。内閣支持率が3割に低下し、自分のやろうとしていた自民党の人事や衆院解散を封じられ四面楚歌の状態となりました。これで国民に人気があればまだ何とかできたかもしれませんが、国民と全く意思疎通を欠き、自分の言葉を用いることもせず、かといって原稿を読み飛ばすようにまともに読むこともできない状態では、だれが見ても首相の地位にはふさわしくない人間だったでしょう。

 これから自民党は、この国はどうなるのでしょうか。はっきり言って菅には感謝の念も同情の気持ちも私には全くありません。菅が心から反省していれば別ですが、TVに映るあの死んだ魚のような目を見る限り覇気も全くない菅には、没してもらうしかないでしょう。菅はコロナ禍の中で、国民にまずは「自助」を呼びかけ、「公助」を二の次にしていましたが、政治の世界では菅は自分が言っていた「自助」すらできなかったのです。安倍の後を引き継いだ不運もあったのでしょうが、安倍が辞めたあの時でなければ総理にはなれなかったでしょう。次に総理となるのは岸田でしょうか。菅よりはましかもしれませんが、どれほど期待できるのでしょうかね。

イワインチン(2021年 浅間連山・篭ノ登山)秋雨前線なのでしょうか、雨の日が続きます。わずかにやんだ合間を見て、浅間山の西にある篭ノ登山(2228m)に登りました。池の平の登山口からは急いで登れば1時間あれば登れます。もう花も少なくなり、浅間連山に多いイワインチンが「俺の山だ」と誇るかのように多く咲いていました。

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2021年8月30日 (月)

コロナのピークは

 ここのところ東京の新規コロナ感染者数が減ってきています。もう1週間ほど先週の同じ曜日を下回っています。今日の発表では1915人と2000人を下回りました。7月26日の1429人以来で、4週間ぶりです。月曜日の発表は日曜日に検体を採取したものでしょうから、検体数そのものが少ないのでしょうが、それにしても期待を持たせる現象ですね。群馬県も63人と3週間ぶりに100人を下回りました。

 このまま感染者が減ってくれればいいのですが、緊急事態宣言が解除されるような目安となる新規感染者数がステージ4(人口10万人当たり25人)以下となるには、東京では500人以下にならないといけませんし、病床占有率も50%以下にならないといけませんので、まだまだ道は遠いでしょうね。9月12日で、東京も群馬もなんとか緊急事態宣言が解除されるように祈りましょう。

チシマクモマグサ(1976年8月17日 大雪山美ヶ原)もう45年も前の写真です。美ヶ原は黒岳石室から北海岳に向かう途中に御鉢平から流れ出る赤石川を渡るあたりのお花畑です。エゾコザクラの大群落もありましたが、このチシマクモマグサを見て感激したのを覚えています。

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2021年8月23日 (月)

コロナと災害

 新型コロナウイルスの感染者が東京で5千人を超え、全国でも2万人を超えるようになっています。もう感染拡大などという状況を上回っています。このような状況に陥ったことから、政府・自治体・専門家(と称する人たち)などが「今のコロナは災害級」という言葉が発せられるようになりました。「災害級なので医療がひっ迫している」、「災害級なので自分の身は自分で守れ」、「災害級なので外出するな」などなどです。コロナは豪雨などの自然災害と同じなのですか。こんな言葉に違和感を覚えるには私だけでしょうか。

 災害としては、地震・豪雨・台風・火山などの自然災害が頭に浮かびますが、コロナはこれと同じような自然災害なのでしょうか。確かにウイルスは自然の一部といってもよいのでしょうから自然災害ともいえるのでしょうが、どうも私には釈然としないものがあります。これだけ感染が拡大した原因の一部あるいは多くは人為的なものでしょう。つまり人災による部分が大きいということです。「GoToキャンペーン」、「五輪」、「クルーズ船を含めた初期の不手際」、「病床不足」、「デルタ株やラムダ株への楽観視」などなど、人災と思われることを挙げればきりがありません。専門家や政治家など、もう「災害」などという責任を転嫁するような言葉は止めてください。

タマガワホトトギス(2021年8月10日 榛名山)黄色いホトトギスは関東では珍しく、私は丹沢山系にあるサガミジョウロホトトギスとこのタマガワホトトギスしか知りません。植物図鑑によると九州には結構あるようですね。

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2021年8月16日 (月)

迎え火と送り火

 我が家の菩提寺は鎌倉にある臨済宗のお寺です。私自身は神も仏もそれほど信じているわけではありませんが、子供のころから結構寺にはなじんでいて、お盆やお彼岸の行事は欠かしませんでした。お盆は8月10日にお寺でお施餓鬼法要があり、お坊さんが20人ほどでお経を読みます。昨年と今年はコロナで中止となりましたが、いつもであれば朝10時前にお寺に入り、お墓を清めて花をあげて法要に参加します。

 お盆の入りの8月13日の夕方には家の玄関前で迎え火を焚き、キュウリとナスの馬に乗せてご先祖様を迎えます。15日までは毎日朝昼晩のお供えを欠かしません。15日の夕方にはキュウリとナスの馬に乗って、ご先祖様はお寺へと帰ります。この時の道を照らすのが送り火です。宗派によって行事の内容は異なるのでしょうが、我が家ではこのようにして長年過ごしてきました。しかし、この行事もいつまで続けられるのかわかりません。我が家の長男坊は遠いところで家庭をもっていて、このような行事を教えたことはありません。また、家を継げともお墓を守れともいったことがありませんので、根岸家の伝統も私で終わりでしょうかね。

レンゲショウマ(2021年8月10日 榛名・相馬山)レンゲショウマは森の妖精ともいわれ、山ではお盆のころに咲きます。森の妖精というよりも花のUFOのようで、毎年のようにこの花を見るために榛名山へ登ります。薄暗い木立の中に点々と咲いています。

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2021年8月 9日 (月)

菅のあいさつ文読み飛ばし

 昨日でオリンピックが終わりました。ほっとしているのは私だけでしょうか。それに先立つ8月6日は、広島に原爆が落とされてから76年目の日でした。記念の平和式典には例年1万人もの人が参加していたのですが、今年はコロナ禍で750人ほどの人しか参列しませんでした。参加した外国の要人にはアメリカやEUの人が含まれます。我が国の政府からは例年首相が参列していますが、今年はその首相である菅があいさつの中で重要なあいさつ文を読み飛ばしていました。驚くべき失態と言えるでしょう。読み飛ばした文言には「唯一の戦争被爆国」であることや「核兵器のない世界の実現」、「核兵器の非人道性」などがあったそうです。

 なぜこんな読み飛ばしが生じたのでしょうか。政府の発表では原稿の一部にのりが付着していて、あいさつ文の一部が開かなかったからということです。こんなことがあるのでしょうか。ということは菅は本番まで1回も原稿に目を通していなかったことになります。普通はあり得ないことですし、「のりの付着」というおかしな理由をつけただけなのではないでしょうか。なんであいさつ原稿にのりがつくのですか。のりなんか使わないでしょうに。このボケ首相は式典の名称を「原爆」ではなく「原発」とも言い間違えています。頭の悪さが際立っていて、笑う気にもなれません。こんな輩に日本のかじ取りを任せられますか。そんな菅や小池にバッハは勲章をやるとかやらないとか。だから私は今のオリンピックは嫌いです。

キンコウカ(2021年8月4日 苗場山)山はもう秋の雰囲気が漂い始めました。下界は暑かったのですが、山はガスが出たこともあって涼しかったです。我が国最大ともいわれる山頂の湿原群は花も少なく、ワタスゲとキンコウカが目立つ程度でした。それでもタテヤマリンドウやイワショウブ・コバノトンボソウ・モウセンゴケがあちこちに咲いていて堪能しました。

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2021年8月 2日 (月)

モモ

 モモの収穫が終わりました。我が家のモモは白鳳と白桃がありますが、白鳳は7月7日から採れ始め、7月20には全部収穫し終わりました。白桃は7月25日から採れ始め、今日採り終わりました。白鳳は30個ほど、白桃は15個ほどです。去年まではろくな実が付かず失敗ばかりだったのですが、今年はどちらも大きな実が実りました。味も満足で、そこらへんで売っているモモよりもおいしいくらいです。3個ほどはそのまま置いてあり、食べる直前に冷蔵庫で冷やします。

 実はモモはもう一種類あります。前橋の花木センターでアーモンドとして売っていた苗を購入したのですが、実ったのは黄桃でした。だまされたのですが、まあ食べられるものがなったのでよしとしました。これが熟すのはまだもう少し後でしょう。まともな実がなったのは今年が初めてですので、食べるのが楽しみです。

 タカネオミナエシ(2021年7月15日 大雪山・赤岳)タカネオミナエシはチシマキンレイカとも呼ばれ、我が国では北海道だけに分布しています。内地の高山に咲くハクサンオミナエシよりも低くがっしりしています。

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2021年7月26日 (月)

2回目のワクチン接種

7月24日(土)に、2回目のコロナワクチン接種に行ってきました。2回目ですから緊張もしませんが、注射が嫌いですからいい気分ではありません。1回目は接種後1日は注射された後が痛みました。今回も痛みが1日ありましたが、それ以上に困ったのは体のだるさと頭が重くなったことです。今日の朝には消えましたが、昨日寝るまでは不快な気分が続き、野良仕事もできませんでした。面白いことに、これだけ暑いのにもかかわらず発汗があまりなく、体が熱っぽくもなりました。これが副作用なのですかね。

 まあ、これで一安心といいたいところですがワクチンの効果は95~96%程度でしょうし、どのくらいの期間有効かもはっきりしないところがありますので、これからも気をつけなけれなならないでしょう。1万人の濃厚接触者がいれば、ワクチンを接種していたとしても400人ほどは感染するのですから。オリンピックの選手や役員の感染もそうなのではないでしょうかね。それでもインフルエンザのワクチン効果に比べるとはるかに高いですから、これで高齢者の死亡率は大幅に下がることでしょう。若いやつらも油断せずに気をつけろよ・・・。

エゾツツジ(2021年7月14日 大雪山・黒岳)黒岳は大雪山系で最も簡単に登れる山です。層雲峡からロープウェイとリフトを乗り継げば、リフト終点から1時間半あれば頂上につけます。頂上までの登山道は灌木と笹に覆われたところが多いのですが、頂上は大雪らしく荒涼とした中に花畑が広がります。エゾツツジが見事な群落を作っていました。

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2021年7月19日 (月)

北海道旅行

 ここ数年、夏には北海道を旅行することが恒例となっています。今年も先週行ってきました。そのため先週のブログ更新をさぼってしまいました。本当は6月に行く予定でしたが、北海道のコロナ緊急事態宣言のため延期していました。6月であればアポイ岳の予定でしたが、7月になってしまったので大雪山をメインにしています。といっても縦走とかの重い山登りではなく、黒岳と赤岳をそれぞれ日帰りで登った程度です。黒岳は、層雲峡からロープウェイとリフトを乗り継いで行けば、リフト終点の七合目から1時間半もあれば登れます。登山道はほぼ頂上付近までダケカンバ・ミヤマハンノキ・ナナカマドなどと笹に覆われていますが、ところどころは開けていてエゾキンバイなどの湿性の花畑になっています。頂上は礫の乾性の花畑が広がり、エゾツツジやイワヒゲを見ることができます。

 翌日は銀泉台から赤岳途中まで登りました。第一花園・第二花園・コマクサ平と花畑が連続しますが、第二花園はまだ雪の下で、8月にならないと花を見ることはできないでしょう。コマクサ平はわが国有数のコマクサの群生地だそうですが、正直なところコマクサの数・密度・広がりは秋田駒ケ岳のほうが上です。コマクサ平はハイマツの間に点々とコマクサの花畑がありますが、秋田駒ケ岳は火山斜面全体がコマクサに覆われるくらいです。それでもコマクサとともにエゾツツジやチシマツガザクラなども見ることができ、大満足でした。ついでに小樽へ向かう途中で、樽前山にも登りました。山の名前が付いたタルマイソウ(イワブクロ)が圧倒的で、外輪山から見た溶岩ドームも圧巻でした。天候に恵まれて、全行程北海道では珍しく30度を超える猛暑の中の旅行でした。

コマクサ(2021年7月15日 大雪山赤岳・コマクサ平) コマクサ平は平たんな台地状の地形で、雪解けも早いようで、今がコマクサの最盛期でしょう。

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2021年7月 5日 (月)

1回目のワクチン接種

 7月2日に新型コロナウイルス対策の1回目のワクチン接種を受けました。近くのかかりつけ医で受けたので、全く安心して受けることができました。受付してすぐ診察室に入り、あっという間のワクチン注射でした。痛みもほとんどなく楽なものでした。注射のあと15分その場で待機し、何事もなく終了しました。その日の夕方から打たれた腕が少し痛みましたが、翌日の夕方には痛みは消えました。まだ1回目ですが、安心に少し近づいたことは確かでしょう。

 群馬県では65歳以上の高齢者への接種率が、1回目は70%に達したようです。6月13日には、それまで県に出されていたまん延防止措置が解除され、現在では1日当たりの感染者数は一桁どまりとなっています。しかし、東京では緊急事態宣言が解除されまん延防止措置に移行してすぐ感染者が増加し、ここ1週間の感染者数は連日500人を超えて、ステージ4の状態です。東京でも高齢者へのワクチン接種は進んでいるのですが、感染の中心は若年層です。我が国よりもはるかにワクチン接種が進んでいるイギリスでも、ここのところ感染者が急増していて、1日2万人を超えているとか・・・。それもスポーツイベントでの感染が多いということで、東京オリンピックでの感染拡大は天皇でなくても大いに危惧するところでしょう。

ギンリョウソウ(2021年9月24日 榛名山) 別名「ユウレイタケ」ともいいます。樹下の暗い湿ったところでよく見かけます。葉緑素を持たない寄生植物で、よく見るとかわいらしいのですが、やはりあまり気色のいい植物ではありませんね。コロナのまん延でこんなふうにならなければいいのですが・・・。

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